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報告・連絡・相談

職場において「報告」「連絡」「相談」は、業務を遂行する上でどのような業態の企業においても不可欠です。

「報告」

急ぎの場合は、口頭で簡潔に報告することが必要です。その際、経過や状況から説明するのではなく、結論(結果)から先に伝えることを意識しましょう。また、自身の推測や意見を事実と同様に伝えると、何が事実なのかがわからなくなり、今後の対応について誤った判断をしてしまう可能性があることから、おこった事実と自身の推測や意見を明確に分けて伝えることが必要です。特に何かミスをしたり、トラブルが起こったときは、早く報告することが必要です。報告が遅れると、その後の対応が遅れ、事態の悪化を招きかねないからです。

「連絡」

それでは「報告」と「連絡」の違いは何でしょうか。
一般的に報告は完了形、連絡は現在進行形、未来形と説明されることも多いですが、連絡については、「関係者全員に情報を正確に知らせる」ということを念頭におくとよいでしょう。口頭、掲示板、文書など状況に応じた連絡手段にも気を配る必要があります。

「相談」

相談とは、判断に迷うときや業務上進め方がわからないときなどに他者の判断を仰いだり、アドバイスをもらうことです。問題に直面し、自身で判断が出来ない場合、迷った場合は、上司に相談し、判断を仰ぎましょう。わからないまますすめることで大きなトラブルにつながることもあります。
相談することにより、自己を高める事が出来、業務の効率アップ及びミスやトラブルの抑制につながります。

最後になりましたが、報・連・相とは元山種証券社長だった山崎富治氏が社内に「ほうれんそう運動」として広めたのが始まりだそうです。そして、そもそもの意味合いは、報告・連絡・相談を部下に徹底させることが重要なのではなく、報告・連絡・相談しやすい環境を作る事が重要であるという考えが発端となっているようです。

管理者の方は、風通しのいい環境=報告・連絡・相談ができる環境ということを意識するとよいでしょう。

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