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食事介助・クロックポジション

視覚障害者への位置情報の指示方法として、「クロックポジション」と言われる時計の短針にたとえて知らせる手段があります。実際には、食事を乗せるお盆などの大きさ、食器の間隔等を手で触れてもらいながら、時計の文字盤にそって説明します。
視覚障害者から見て、手前が6時、向こう側が12時、右手が3時、左手が9時となります。
食事の食器の位置を例にとると、「6時にはし」「7時にごはん」「12時に魚」といった具合です。
直接、手で触れてもらう際に、特に気をつけなければならないことは「やけど」です。
そこで、汁物などは器の7~8分目程度に盛り付け、温度にも注意しましょう。
時には、介護者が利用者の手を取って共に確認する、などの配慮をしましょう。

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